園田氏の論考にこうある。カーライル−トヨタ−DDIということである。かつ目論見については戦時利用と書いている。

おそらくカーライル・グループトヨタを巻き込むためにムハンマド・ジャミールを引き入れたのだろう。その目的にはKDDIの攻略も含まれていたようだ。「首相を囲む会」の中の中心人物である奥田碩トヨタ自動車取締役会長と牛尾治朗ウシオ電機会長の両氏が揃って社外取締役に就任しているのがKDDIである。略 京セラはKDDIに13.5%を出資する筆頭株主であり、第2位株主は11.7%を保有するトヨタである。略
カーライル・グループPHSが海外でさらに成長すると考えているのだろうか? おそらく戦場こそがその威力を発揮できると目論んでいるに違いない。略
政府は今秋に予定している防衛大綱改定に向けて審議を行う小泉首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」の9名のメンバーに張富士夫トヨタ代表取締役社長を選任した。4月27日に行われた初会合で張社長はこの懇談会の座長代理に就いている。座長は荒木浩東京電力顧問)が務め、略
この点でトヨタ住友商事連合と三菱自動車三菱商事連合を見習うべきだろう。イラク復興支援向けの二国間無償第1号となったトヨタ・ランドクルーザー810台と三菱ギャラン340台のパトカー仕様車が、まもなくイラク全土27都市で走り始める。一言二言書きたい気分も山々だが、ここはグググッとこらえてこう書いてしまう。「このパトカーによって、イラク人の日本企業に対する信用と信頼が生まれれば、これも立派な新たな脅威への防衛手段である。」
ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(2)2004年06月07日(月)萬晩報通信員 園田 義明