元シティバンク支店長の話

この事件、読むと大和銀行のケースと似ている。日本人らしい責任感が犯罪へ行ってしまう。しかし8億レベルの元本割れを起こした顧客はVIPなのだろうがそもそもこういう外貨預金の誘引自体が詐欺なのではないかとの視点はない。

8億詐欺の元シティバンク支店長に懲役7年・横浜地裁
 略 判決などによると、河南被告は顧客に元本割れした外貨預金の損失補てんを求められ、預金の詐取を計画。1997年から2002年にかけて、別の顧客2人から預かった小切手や現金計約8億6000万円を詐取した。河南被告は詐取した金を顧客への損失補てんや自分の株取引資金などに充て、略。 (14:00) 日経

外貨預金の広告で警告 シティバンクなどに公取委
 公正取引委員会は28日、外貨定期預金の満期受取額が実際より多いと誤解を与えるような新聞広告を出し、景品表示法違反(有利誤認)の恐れがあるとして、シティバンク日本支店(東京)と新生銀行(同)の2社に警告した。
 公取委によると、シティバンクは2002年12月から今年3月までに計60回、外貨定期預金に1000万円を1年間預ければ、為替変動がない場合に約35万円の利息をそのまま受け取れるような表現で新聞広告を出した。実際には為替手数料が差し引かれるため、受け取れる利息相当額は約12万円だった。略(共同通信)[5月28日18時8分更新]