セシール・ベルーナ

ご当地カレー」に外国産の具、通販大手2社に排除命令
 通信販売用カタログのカレーの広告で、具の素材について日本各地の「ご当地産」のように強調しながら、実は外国産の具を使っていたなどとして、公正取引委員会は13日、東証1部上場の総合カタログ通販大手の「ベルーナ」(埼玉県上尾市)と「セシール」(高松市)の2社に対し景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。 略
 3月配送の「鹿児島ポークカレー」では「まだ肌寒いこの季節、身も心も暖まるカレーはいかが。南国九州から届いた素材が自慢です」と、あたかも鹿児島産の豚肉を使っているかのように表示したが、実際はデンマーク産だった。5月配送の「須磨のスーパービーフカレー」でも「神戸ならではの洗練された味わい。厳選されたビーフの旨(うま)みが活(い)きています」とPRしたが、使った牛肉は神戸牛ではなく、オーストラリア産だった。 朝日