薬副作用

イレッサ副作用:京都の遺族が賠償求め提訴
 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)による副作用死が相次いでいる問題で、イレッサを服用後に死亡した京都府の男性(当時69歳)の遺族4人が15日、国と輸入・販売元のアストラゼネカ社(本社・大阪市北区)を相手取り、総額3300万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。ア社の責任を追及する初の訴訟で、さいたま市の遺族も近く東京地裁に提訴する予定。イレッサは数万人が使用しており、今年3月末現在の副作用報告は1083件、うち死亡例は438件に上る。【堀川剛護】

毎日新聞 2004年7月15日 23時54分