[]ペリエ

ネスレ傘下のペリエが身売りの危機 労組に人員削減要求
 100年の歴史を持つフランスの発泡性ミネラルウオーター「ペリエ」が、再び身売りの危機に直面している。ブランドを保有する食品大手、ネスレ(本社・スイス)の関連会社は15日、大幅な人員削減に応じなければペリエ部門を手放す、と労組に通告した。その場合、すんなり買い手が見つかるかどうかは不透明だ。
略 ペリエは世界有数の飲料ブランドだが、90年に米国で有害なベンゼンが検出されたことから苦境に陥り、92年にネスレ傘下に入った。ネスレは、「ボルヴィック」「エビアン」などで知られる仏ダノンとともに、ミネラルウオーターの世界市場を二分している。 朝日(09/15 20:41)