ファイザー、副作用判明の薬品の宣伝取りやめ
 【ニューヨーク=豊福浩】米医薬最大手のファイザーは19日、主力の抗炎症剤「セレブレックス」の広告・宣伝を差し止めることを決めた。同商品に心臓病の発生リスクが高まる副作用が判明したためで、米食品医薬品局(FDA)からの差し止め要請を受け入れた。対象期間を無期限としている宣伝の差し止めは、直ちに実施する。
 セレブレックスは同社のなかで4番目の売り上げの商品。日経