米MS、中国のブログサービスで検閲
 米マイクロソフトが先月末に中国で始めた「ブログ」サービスで、中国政府に協力して一部の言葉が書き込めないよう検閲していることが明らかになり、「言論統制」だとして国際ジャーナリスト組織などから強い非難の声があがっている。
 問題となっているのはマイクロソフトが上海の政府系企業と合弁で先月末に始めたブログサービス「MSNスペース」。「民主主義」「人権」「台湾独立」のほか天安門事件を想起させる「6月4日」や「ダライ・ラマ」などの言葉を書き込むと「禁止用語であり、削除してください」とのメッセージが出る。八田亮一) (12:00)