◆米2頭目のBSE牛、初の国内産・テキサス生まれの12歳
【ワシントン=吉田透】米農務省は29日、米国内で発生した2頭目のBSE(牛海綿状脳症)の感染牛がテキサス州内の牧場で生まれて飼育され、昨秋処分された時点では12歳だったと発表した。一昨年に見つかった1頭目の感染牛はカナダ産の輸入牛で、米国産の感染牛は初めて。日本政府は詳しい説明を米側に求める構えで、米国牛肉の輸入再開時期が遅れる可能性もある。