平和に向け市民が行動を 万博でフォーラム
 愛知万博愛・地球博)会場で9日、環境保全と平和維持について意見を交わすフォーラムがあり、市民や専門家らが、世界平和のために何ができるかをテーマに発言。「現在の課題は政治指導者の判断だけで解決できない。市民が将来の世代に責任を負い、行動しよう」とのアピールを宣言した。
 冒頭にあいさつした豊田章一郎・万博協会長は、ロンドン同時テロに触れ「痛ましい事件。犠牲になるのはいつも市民だ。平和の実現に向け世界が努力すべきだ」と話した。
 専門家からは、資源の枯渇や石油の奪い合いで起きている紛争の現状が報告された。