原告が企業と和解中国人強制連行 大江山訴訟大阪高
 第二次大戦中に強制連行され、京都府加悦町の大江山ニッケル鉱山で劣悪な条件で働かされたとして、中国人労働者四人と二遺族が国と日本冶金工業(本社・東京)を相手取り、元労働者一人当たり二千二百万円、総額一億三千二百万円の損害賠償を求めた訴訟は二十九日、大阪高裁(下方元子裁判長)で原告側と同社の和解が成立しました。同社が一人当たり解決金三百五十万円を支払います。赤旗