日立、米で次世代原子炉・GEの開発計画に参加
 日立製作所は米ゼネラル・エレクトリック(GE)と米国で次世代型原子炉の開発に乗り出す。沸騰水型原子炉(BWR)を原型に、世界最大規模の140万キロワット級の出力を発揮しながら運転コストを低減し、安全性を高めた発電システムを目指す。国内では原子力発電所の新設計画が縮小、新規受注を背景にした技術の開発、維持が難しくなっている。日立とGEは2010年までに次世代炉の技術開発を完成させる。米国や今後、原発の増設が予想される中国での受注機会を探り、将来の国内導入に備える。