3百件以上の不正利用情報流出の恐れ14万件に米カード事件、日本に拡大
 米カード情報流出事件で、不正利用された疑いがある日本のクレジットカード会社の国内会員情報が300件以上あったことが20日、分かった。国内のカード会員の被害が確認されたのは初めて。
 米ビザ・インターナショナル東京事務所は不正利用の恐れが分かったのは287件と発表。米マスターカード・インターナショナル・ジャパンでも、提携している3社で少なくとも40件近くの不正利用があった。マスターやビザの推計によると、流出した恐れのある会員番号数は約14万件に上るとみられる。