漁船170隻が海上デモ・プルサーマル計画反対で
 九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)で導入を目指しているプルサーマル計画をめぐり、周辺4漁協の漁船約170隻が15日、原発周辺で計画への反対を訴える海上デモを行った。この日午前10時に始まったデモでは、「プルサーマル絶対反対」などと書かれた横断幕を掲げた漁船が、原発近くを航行。漁民は「安全な海に戻せ」「安心して操業できる海に」などと声を上げた後、「プルサーマルは危険性を著しく増大させるのみ」などとする抗議書を同原発の担当者に渡した。