クラスター爆弾:「国防の観点から必要」久間防衛相
 久間章生防衛相は25日午前の記者会見で、クラスター爆弾の禁止条約作りを目指す「リマ会議」に関連して「日本を守る時にそれに代わるいい武器がない。攻撃されて蹂躙(じゅうりん)されっ放しでいいか、守り抜いて後はその処理をしたらいいか、国民がどちらを取るかだ。私は後者だと思う」と述べ、国防の観点から同爆弾が必要との認識を示した。

 防衛相は日本は海岸線が長く水際での防御がしにくい点を強調。「日本は攻撃用に使うことは100%ない」とも語った。【田所柳子】

毎日新聞 2007年5月25日 12時20分 (最終更新時間 5月25日 12時21分)